書評コンテスト

第1回図書館書評コンテスト 選考結果発表

   このたび明治大学では、学生の皆さんが読書にいっそう興味を持って、積極的に図書館を 活用してくださることを目的として、「第1回明治大学図書館書評コンテスト」の募集 を行いました。書評コンテスト選考委員会による厳正なる審査の結果、多数の応募作品の中から 次の8作品が選定されました。

最優秀賞
川島かつ江(文学部) 杉浦日向子『風流江戸雀』, 新潮社 書評
優秀賞(2編)
根本真弥(法科大学院) 星新一『ボッコちゃん』, 新潮社 書評
河合亜子(文学部) 天童荒太『悼む人』, 文藝春秋 書評
特別賞(3編)
紀伊國屋書店賞
正月瑛(文学部) カフカ『変身』, 新潮社 書評
三省堂書店賞
吉田辰夫(文学部) 湯本香樹実
『夏の庭:The friends』, 新潮社
書評
丸善株式会社賞
大洞敦史(理工学研究科) 福永武彦『愛の試み』, 新潮社 書評
佳作(2編)
宋済勲(理工学研究科) モンテスキュー『ローマ盛衰原因論』, 中央公論新社
清水勇樹(情報コミュニケーション学部) 芹沢俊介『家族という絆が断たれるとき』, 批評社

講評

書評コンテスト選考委員長
図書館長 吉田正彦(文学部教授)

受賞者の皆さま、おめでとうございます。

今回、応募作品は27作品と予想より少なめでしたが、質の高い作品が揃いました。

第1回目のコンテストということもあり、なるべく多くの方に受賞をして いただきたいと願いつつ、一定以上のレベルの作品を選定しました。 選定する際には「大学生が書評を読んで、その図書を自分も読みたくなるかどうか」 を基準と致しました。選考委員の間で評価が分かれるケースもありましたが、 受賞作については、ほぼ同じ評価でした。

書評の対象図書は本学図書館の蔵書ということでしたが、 応募作品は文学作品の書評が圧倒的に多く、自然科学・人文科学の分野の作品が 少ないという結果になりました。このように今回は分野的にかなりの偏りが 見られましたが、2回3回と回を重ねることによって、分野の広がりが出てくることを 期待しております。

選外になった作品には、誤字脱字・誤った言葉遣いも見受けられました。 再度読み直すことで訂正できたような些細なミスも多く、その点はたいへん残念です。 また、書評レベルまで行かない感想文止まりの作品も幾編かありました。 何回か回を重ねると、作品の質もより上がってくるのではと思っております。

コンテスト開催に先立ち、図書館主催により「書評の書き方講座」を3地区で実施し、 60名の受講がありました。その中から最優秀賞をはじめ3名の方が受賞したことは、 誠に喜ばしいことです。

今回のコンテストの受賞作品を読むことで,より多くの方が書評の対象となった 図書に興味を持ち、手にしてくださることを期待しております。

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