書物、その構造の美―伝統和本と現代日本のルリユール―
発信館:中央 2009-02-19
第30回 明治大学中央図書館企画展示
「書物、その構造の美ー伝統和本と現代日本のルリユール」
【会場】明治大学中央図書館ギャラリー(駿河台キャンパス・リバティタワー1階)
【会期】2009年3月6日(金)〜4月25日(土)
休館日:3月31日(火)
【共催】東京製本倶楽部・明治大学図書館
どなたでも入場できます。ぜひご覧ください。
「書物、その構造の美―伝統和本と現代日本のルリユール」開催にあたって
誕生以来、書物はさまざまな装いを凝らしてわれわれの文化の継承と発展を担ってきました。
書物の内容と装丁は切り離しては考えられないものですが、本展示では、その内容をひとまず脇に置き、知の器としての“装丁”に焦点をあててみました。
伝統和本と現代日本のルリユール(製本)を結ぶテーマを 「構造の美」とし、さまざまな書物
の“綴じ”の構造に着目した展示を企画いたしました。
四つ目綴じや綴葉装などの柔らかい綴じの構造を見せる伝統和本の展示と並んで、対称的な洋式“剛”構造の本を展示し、様々な綴じ構造が活かされた現代製本作品のデザイン展示に至る、書物の構造の美しさを意識した展示となるようにいたしました。
明治大学図書館の所蔵本からは、巻子本、折本などにはじまる伝統的和本の数々と、15世紀から19世紀にいたる西洋の歴史的装丁の書物を展示いたします。また、新たな試みとして、気鋭の製本・装丁作家たちの集いである「東京製本倶楽部」の有志のかたがたに、現代日本のルリユールの創作作品を出展していただきました。
やわらかく、しなやかな綴じの構造を持つ和本の歴史と、それとは対照的な“剛”構造を持つ洋式製本の構造をみていただき、現代日本のルリユール作品にいたるルーツをさかのぼっていただければ幸いです。
明治大学図書館

