[江戸初期] -- 手書図 -- (彩色) -- 1枚 -- 79.4×61.3cm・前ページへ・次ページへ
中世末から江戸初期にかけて、海外との交流が頻繁になると、為政者の間に地理学的関心が高まり、世界図や日本図を屏風や扇子に装飾的に仕立てることが盛んになった。本図は江戸初期図の模写図で、図名は保存袋に記された蘆田氏の記載に拠っているが、欄外に「欄外の朱書は原本ニ於て此世界圖の他の箇所に記入されたれ共此圖は抄出なれは便宜上こゝに写す」と貼紙がされているように、世界図屏風の一部分と思われる。図形は行基図に比較して整っている。
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