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21. 重訂萬國全圖 / 山路諧孝

安政二年秋七月(例言) -- -- 木版(彩色) -- 1舗 -- 104.4×185.5cm(49.7×28.6cm)
皇安政二年秋七月 暦局 山路諧孝謹識

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天文方高橋景保らの官版『新訂万国全図』(文化13-14年(1816-17)刊)が、その後約40年を経過して内容的に古くなったため、時の天文方山路諧孝に命じて改訂をさせたもの。山路彰常と柴田収蔵がその任にあたる。特に地名が増補され、海岸地方には細字で地名がびっしりと書きこまれている。改訂のあとが顕著なのは、日本周辺・オーストラリア南部・北米北部であるが、朝鮮半島に関しては改悪となっている。『新訂』の銅版図に対し、本図は木版刷り。しかし、木版図とは思えないほどの精細な図である。



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