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20. 蝦夷松前圖 / 赤水著

[江戸後期] -- -- 木版(色刷) -- 1舗 -- 25.3×39.6cm(16.7×9.5cm)


見出し画像


天明5年(1785)から6年にかけて行なわれた、佐藤玄六郎、山口鉄五郎、青嶋俊蔵、最上徳内らによる幕府最初の蝦夷地調査は、北海道周回、樺太探検、エトロフ島でのロシア人との出会いと情報の摂取など大きな成果をあげた。この調査をもとに作られた地図として「蝦夷輿地之全図」(文献によっては「蝦夷地之図」「蝦夷輿地全図」)が残されているが、本図はこれをもとに長久保赤水が刊行したものである。初めて千島諸島がカムチャッカ半島まで一列の列島として描かれ、赤水図では番号付けをしたロシア語の島名がカタカナで付されている。



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