[江戸後期] -- 手書図(彩色) -- -- 1枚 -- 66.6× 75.9cm・前ページへ・次ページへ
常陽水戸 赤水述
長久保赤水自筆図。元来軸物であったが改装。赤水が自己の「地球万国山海與地全図説」製作のために参考として描いた図。従来、本図は大黒屋光太夫のロシア遍歴を示す図と考えられたが、正しくない。同系図として天理図書館所蔵の松平定信旧蔵「赤人所持魯斉亜図」等がある。これらの原図は、ラスクマン一行がネモロに越冬した折所持していた往時の実用的なロシア帝国地図を日本側が借りて写したロシア図をもとに、日本・満州・中国・朝鮮・インド等をつけ加えて合成した図であったろう。赤水はこの図の一転写図を得て、その後の幕府の蝦夷地探検の成果なども加味して作成したと考えられる。
・高精細画像表示(JAVA applet 使用) ・高精細画像表示(appletが使用できない場合)
中精度画像(約200K) 中精度画像(約200K) 中精度画像(約200K) 中精度画像(約200K) 高精度画像(約1000K) 高精度画像(約1000K) 高精度画像(約1000K) 高精度画像(約1000K)
中精度画像(約200K) 高精度画像(約1000K)