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33. 南瞻部洲萬國掌菓之圖;萬國繪圖(書題簽) / 大日本國京兆頭陀浪華子製圖并撰

寶永歳次庚寅抄春月穀旦 -- 書肆 文臺軒宇平藏版 -- 木版 -- 1舗 -- 113.8×141.6cm(23.9×18.3cm)


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仏教的世界観によると、須弥山を囲む四大洲のうち南にある瞻部洲(せんぶしゅう)が人間の住む世界であるとされる。図の中央に大きくうちわ型に描かれた天竺(インド)を中心に、その右側に震旦(中国)、さらにその右側海中に日本が置かれた、いわゆる三国世界観に基づく図である。とはいえ本図が刊行された18世紀初頭には既に知られていた地理的知識を反映して、「小人國」「長毛國」など想像上の地名に混じり「エウロパ」「阿蘭陀」「インケレス」「亜墨利加」等、従来の三国世界観には属さない実在の地名が多く記されている。作者浪華子は華厳の学僧。



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