目次へもどる
前ページへ次ページへ

展示資料の詳細表示


32. 蝦夷接壌圖(表紙直書) / 新發田耘収蔵

嘉永七甲寅秋七月書 -- -- 木版(彩色) -- 1舗 -- 36.0×32.1cm(19.9×12.0cm)
嘉永甲寅歳六月中浣 江都 正木篤伯敬甫, 瑞園高橋珪書

見出し画像


新発田収蔵は幕末の地理学者。蘭方医学を伊藤玄朴に学び医を開業。ついで天文地理を山路諧孝に学び、のち蕃書和解御用手伝、蕃書調所絵図調出役。本図は北辺に対する関心が高くなった幕末期に刊行された。凡例に外国の地図を修正したとあるが、クルーゼンシュテルンの地図を資料としていることもあり(海野・秋月氏による)、同じ頃刊行された北方図の中で、サハリン島をはじめ図形は最も正確である。またこの地図には正しい経緯度がつけられており、縮尺のスケールも示されている。



高精細画像表示(JAVA applet 使用)高精細画像表示(appletが使用できない場合)

画像サムネイル 画像サムネイル 画像サムネイル
中精度画像(約200K) 中精度画像(約200K) 中精度画像(約200K)
高精度画像(約1000K) 高精度画像(約1000K) 高精度画像(約1000K)
前ページへ次ページへ
目次へもどる