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1. 日本國之圖

明暦二年申三月吉日[写] -- 手書図(彩色) -- -- 1舗 -- 109.1×51.7cm(17.9×12.1cm)


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序文に、「夫圖行基菩薩所圖也」とある。「行基図」あるいは「行基式日本図」と呼ばれるもので、国々を丸みを帯びた輪郭で連ね、山城国を基点に諸国に向けて古代律令制にもとづく七道の街道線を引くことを特色とする。平安時代から江戸時代初期までわが国で用いられた唯一の日本図の形式である。長く写図で伝えられてきたが、慶長年間にはじめて印行され、明暦年間まで続いた。本図は明暦2年(1656)3月刊行図の写図であるが、刊行図の現存は確認されておらず、本図の存在は貴重である。行基図では、各国には国名と郡数、田の町数が記入されることがあるが、江戸期のものは町数が石数に変わっている。



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