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13. [元禄日本総図 東, 西]

[元禄15年写] -- 手書図(手彩) -- -- 2枚 -- 東308.9×222.0cm, 西309.0×222.0cm


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江戸幕府は260余年の間に、慶長、正保、元禄、天保と、都合4回(寛永年間の巡見使による収集も数えれば5回)の国絵図の収集及び日本図の編纂事業を行なっている。元禄図は、五代将軍綱吉によって元禄10年に諸国に命じられ、同15年12月に『日本御絵図』として完成させた。本図はその写図と思われる。原図は失われ、写図も久能文庫(静岡県立中央図書館蔵)の『皇国沿海里程全図』と本図が伝わるのみである。下北半島と津軽半島の歪み、四国の方向の不自然さなど、形状においては正保図よりも劣るが、官撰図としては初めて琉球諸島全体が描かれている他、沿岸航路が詳しく記されている。縮尺は凡そ32万4000分の1である。



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