[元禄] -- -- 木版(彩色) -- 1舗 -- 76.3×122.0cm(31.0×19.8cm)・前ページへ・次ページへ
元禄期に流宣と並んで、民間刊行図に関わった人物として馬淵自藁庵が知られる。他に「校正大日本円備図」「大日本国全備図」などがある。本図に刊記はないが元禄年間のものと思われる。内題、題箋ともなく、図名は旧蔵者の表紙直書に依る。流宣図に比べて図形は整えられており、ポルトラーノ式日本図に類似し、海岸線や航路が詳細に描かれている。どのような理由か、五畿内(河内・山城・和泉・大和・摂津国)が切抜かれている。裏面に「山城 泉水 河知」「右慥請取申候」等の墨書があり、切抜部分に関するものかとも思われる。
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